こんにちは、とらです。
活字中毒な妻うさぎちゃんと違って普段は本をほとんど読まない私。
うさぎちゃんから薦められて少しずつですが育児本を読み始めています。
今回はこちらの「パパになる前に知っておくべき11のこと」という本を読んでみました。
「パパになる前に知っておくべき11のこと」
「パパになる前に知っておくべき11のこと」
妻が妊娠したら読んでおくべき1冊! !
妊娠中の妻の体と心の変化を知り、今すべきことを学ぼう!
子どもを育てる喜びも大変さも、すべて夫婦二人で分かち合うために――。
産後ケアセンター長の川村 美星さんとその娘で産婦人科医の川村明緒さんが書かれてたこの本は妻が妊娠したこれからパパになる男性向けに書かれています。
妻を「手伝う」のではなく、夫婦二人で「協力」して子どもを育てていくために知っておくべきことが書かれています。
読んでみて感じたこと
文庫本サイズでそこまで量が多くないため比較的読みやすかったです。
この本を読んで改めて感じたことは2点です。
- 妊娠出産でママは心も体も変化する
- パパも合わせて変わっていかなければならない
辛い不妊治療を経てようやく授かっても辛いつわりが待っていて、お腹を痛めてボロボロになりながら子供を産むママの心と体は大きく変化します。
パパもそれを分かって、ママと一緒にパパになるために変わっていかなければならないと改めて再確認できました。
またこの本では悪いパパの例として具体的なケースが例示されます。
そして、パパによくある問題ある傾向が記され、それに対する対策がまとめられています。
たとえば「泣いていた娘がママの対応だ静かになった」というケースでは、パパが寝かしつけを買って出てその間にママはゆったりとお風呂タイムを楽しんでいました。
しかし「ぎゃーー」と泣く子供の声が聞こえました。
パパがなんとかしてくれるだろうと思っているとパパが来て「やっぱりママがいいんだって」と言ってきました。
よくよく話を聞いてみるといつもママなら絵本を読んで寝かしつけしてくれるのにパパは疲れていて読みたくないと言われて子供は泣いてしまったようです。
パパにある傾向として「やっぱりママがいいんだねを免罪符にする」というのがあるそうです。
今回のケースもそれを言い訳にしてママに押し付ける形になってました。
この本の中では対策として「日頃からママの接し方を観察する」ということを挙げていました。
ママに頼らなくてもいいように、ママに任せっきりの体質から脱却してママの接し方を観察してどうすればいいのかを吸収しようとする姿勢が必要だとしています。
このようなケースがいくつも例示されています。
男性は具体的な例があった方が理解しやすい生き物だと思うのでこのようにケースが例示されているのはいいなと思いました。
この本を読んでみて、自分が改めて大切にしなければならないと思ったことは以下の2つです。
- 無関心からの脱却をする(主体性、自分の子供だという認識)
- 女性はお腹を痛めて命懸けで子供を産んでいることを認識する(尊敬と感謝、そして最大限のサポート)
世のパパさん、一緒にがんばりましょう!
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